韓国グラフィック、音楽、サステナビリティ…。デザインの祭典『Featured Projects 2023』全トークセッションを公開。追加出展者・登壇者も発表
コクヨ株式会社東京品川オフィス『THE CAMPUS』で 2023年4月8日(土) - 9日(日) に開催するデザインフェスティバル「Featured Projects 2023(フィーチャード・プロジェクツ2023)」のトークセッション全10種の情報を公開。また、追加登壇者や出展者も発表しました。
新たに登壇が決まったのは、『THE FIRST TAKE』やNHK『おかえり音楽室』の企画・クリエイティブディレクションなどを担当されている清水 恵介 氏やクリエイティブレーベル PERIMETRONに所属し、人気ロックバンドKing Gnuなど数々のアーティストのミュージックビデオやアートワークを手がけるOSRIN氏。2022年 東京都現代美術館で過去最年少で個展を開催するなど、国際的評価が高まっている現代美術家 寒川 裕人 氏、韓国のデザインスタジオ『Corners』の創業者Daewoong Kim氏とHyojoon Jo氏など。様々な領域で活躍する巨匠から新進気鋭の若手デザイナー・クリエイターまでが参加予定です。
■【プログラム紹介】トークセッション
“よいものづくりは、明日を拓く”を軸に全10種のトークセッションを実施します。デザインスタジオ経営者、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、ファッションデザイナー、建築家、現代美術家、映像作家、弁護士、編集者など、様々なものづくりの第一線でご活躍されている方々にご登壇いただきます。プログラム・登壇者は以下の通りです。
トークセッションチケット(有料):https://featuredprojects2023talk.peatix.com/view
セッションテーマ:変化しつづける“場”の意味を問い直す
コロナ禍を経て、オンラインとオフライン、実空間とデジタル空間を往復する生活が多くの人にとって当たり前になりつつあります。それに伴い、これまでは当たり前だった、リアルの“場”の価値も着実に変化しつつある。場の価値はどのような方向に向かうのか、そして私たちはどのように“場”と向き合うべきなのか。空間・文化・クリエイティブなどの視点から紐解きながら考えます。
登壇者
中村 圭佑(DAIKEI MILLS / SKWAT 代表)
東 直子(TOKYO ART BOOK FAIR プロジェクトマネージャー)
安永 哲郎 (コクヨ株式会社 経営企画本部クリエイティブ室/YOHAK DESIGN STUDIO)
モデレーター
龍崎 翔子(株式会社水星 代表取締役CEO)
セッションテーマ:若手クリエイターの、今日までを拓いてきたものづくり
情報の得やすさや発信のしやすさ、ツールの進化……クリエイターを取り巻くものづくりの環境は劇的に進化しました。誰もが、よいものを生み出し世の中に問いやすくなった。その一方で、頭角を現すことが難しくなった側面もあるのではないでしょうか。 では、その中でも若くして活躍するクリエイターは、いかにして機会を掴み、今日までを切り拓いてきたのか。その道筋ときっかけを今話題の若手クリエイターに訊きます。
登壇者
田中 大資 (刺繍作家 / ファッションデザイナー)
haru. (株式会社HUG 編集者 / アートディレクター)
涌井 嶺(VeAble 映像ディレクター / VFXアーティスト)
モデレーター
西山 萌(編集者)
セッションテーマ:変わり続ける社会で、デザインから考える復興
2011年3月11日の東日本大震災。震災から10年以上が経った現在も、多くの地域は未だ復興の過程です。その中では、環境変化や新たな自然災害、感染症、戦争…といった社会情勢の影響も受け続けてきました。他方で、私たちが携わる「デザイン」という分野には、未来を拓いてゆく可能性と責任があると信じています。復興とデザイン。これまでデザインが果たしてきた、そしてこれから担っていける役割について議論します。
登壇者
芦沢 啓治(芦沢啓治建築設計事務所 / 石巻工房 Founder 建築家)
モデレーター
鈴木 哲也(ヤフー株式会社 社会貢献ユニット ユニットマネージャー)
セッションテーマ:時代と共に、音楽を拡張し続けるクリエイティブ
いまや、手元のデバイスで瞬時に数百万曲へアクセスできるのが当然になりました。 同時に、音楽の活かし方や流通も劇的に変わり、SNS経由で流行が生まれたり、有名YouTubeチャンネルに特集されて注目されたりするなど、音楽との接点も拡張。最早数年前の常識で「音楽」を捉えていては、すぐに時代遅れになる状況でしょう。本セッションでは、こういった変化の中で、音楽にまつわるクリエイターは何を考え、どのように表現しているのかを探索。音楽を取り巻くクリエイティブの現在地を紐解きます。
登壇者
OSRIN(PERIMETRON 映像作家 / Art Director)
清水 恵介(クリエイティブディレクター / アートディレクター)
林 響太朗(DRAWING AND MANUAL 映像作家 / 写真家)
モデレーター
小沢あや(ピース株式会社 代表取締役 / 編集者)
セッションテーマ:心を掴む、"美しさ"が生まれるまで
よいものづくりの裏には、膨大な知識や技術、経験、体験の蓄積があります。それらはいかに積み上げられ、作品へと繋がっているのか。このテーマを紐解くべくお呼びしたのが、A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナーの宮前 義之さんと、EUGENE STUDIO 現代美術家の寒川裕人さん。アウトプットこそ違えど、共に高いレベルで“美しさ”へ向き合う二人の対話を通し、“美しさの源泉”を考えます。
登壇者
寒川 裕人(EUGENE STUDIO 現代美術家)
宮前 義之(三宅デザイン事務所 A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナー)
モデレーター
加藤杏奈(インディペンデントキュレーター / エキシビションコーディネーター)
セッションテーマ:よいものを生み出し続ける、デザインスタジオ
よいものづくりを、いかに”続ける”のか? すぐれたデザインスタジオ・チームは、なぜよいものを生み出せるのか?人、環境、仕組み、知識、顧客……様々な変数があるデザインという仕事において、毎回素晴らしいものを生み出し続けることはそう容易なことではありません。正解は相手によっても変わりますし、その時々、担当する人や時期、組織の状況にも左右される。その中でもよいものづくりを続けるデザインスタジオから、その秘訣を探ります。
登壇者
加藤 晃央 (CEKAI 共同代表)
高田 唯(ALL RIGHT GRAPHICS 取締役 / グラフィックデザイナー)
米澤 香子(TBWA\HAKUHODO Head of Innovation)
モデレーター
田川 欣哉 (Takram 代表 / デザインエンジニア)
セッションテーマ:世界のエンタメを牽引する、韓国グラフィックの現在地
今や世界のエンターテイメントを牽引する存在となった韓国。その影響力はあらゆる分野に及び、デザイン、なかでもグラフィックの分野においても次々と世界が注目する新たな潮流が生まれています。韓国におけるグラフィックデザインとは如何なるものか?表現、そして文化的背景の観点からこの問いを紐解くべく、韓国のデザインスタジオ『Corners』の創立者であるDaewoong Kim、Hyojoon Joのお二人が来日。グラフィックデザイナー・安田昂弘さん、アーティストコーディネータ・倉田佳子さんとともに、日韓双方の視点から韓国デザインを探ります。
登壇者
Daewoong Kim(Corners Graphic Designer)
Hyojoon Jo(Corners Graphic Designer)
安田 昂弘(CEKAI アートディレクター / グラフィックデザイナー)
モデレーター
倉田 佳子(LESEN inc. アーティストコーディネーター / ファッションライター)
セッションテーマ:私たち、そして地球によいものづくり
あらゆるものづくりにおいて、「つくる責任」は無視できないテーマになりました。よりよい社会、よりよい未来にむけて、ものづくりに携わる私たちに何ができるのか、何をするべきなのか。サステナビリティ・社会的責任の観点から、「よいものづくり」を考えます。
登壇者
大坪 岳人(株式会社ゴールドウイン ニュートラルワークス事業部長)
加藤 洋 (カリモク家具株式会社 取締役副社長)
渡辺真佐子(株式会社資生堂 デザイナー)
モデレーター
阿座上 陽平(株式会社Zebras and Company 共同創業者)
セッションテーマ:暮らしを更新するデザインとテクノロジー
次々と登場する新たな技術によって、私たちの暮らしは日々着実に便利になっています。 ですが、その利便性は単に「新しい技術」だけで実現されているわけではありません。技術と人との間をとりもつデザインの力によって「良い体験」という形で、実装されているのではないでしょうか。そうした、技術と人との間にたち、暮らしを更新するようなデザインはいかにして実現されるのか。その間に立つトップランナーの視点を紐解きます。
登壇者
井上 雅意(NOT A HOTEL株式会社 CXO)
柴田 文江(Design Studio S プロダクトデザイナー)
モデレーター
山田 遊(株式会社メソッド バイヤー)
セッションテーマ:哲学対話:明日を拓くものづくり
本セッションでは、イベントテーマでもある「よいものづくり」とは何かを、哲学対話というアプローチで問い直します。哲学対話とは、複数人での対話を通し思考を深める手法。結論や正解、落とし所を見出すのではなく、参加者各々の視点を共有することで、思考がより深くすることを目的とします。登壇者には様々な領域の“デザイン”に関わる方々と一部会場内来場者を抽選でご招待。「よいものづくり」へ繋がるヒントや問いを探ります。
登壇者
相樂 園香(Featured Projects 共同代表)
小野 直紀 (博報堂 クリエイティブディレクター / プロダクトデザイナー)
水野 祐 (シティライツ法律事務所 法律家 / 弁護士)
脇田あすか(アートディレクター、グラフィックデザイナー)
モデレーター
永井 玲衣(哲学者)
他
■【プログラム紹介】クリエイターズマーケット
クリエイターたちによる分野を横断したマーケット。雑貨 / ポスター / ZINE / テキスタイル / ファッション雑貨 / アクセサリー / 植物 など、約50組の出展者による様々な作品が販売される予定です。出展者は以下の通りです。
マーケット・展示 入場チケット(無料):https://featuredprojects2023.peatix.com/view
Akihiko Nakatani / 早野 アレックス / ANTORA / 瓜生 太郎 / Emika Komuro / enamel. / EW.Pharmacy / O Skin&Hair / CATAC / CATMARKET / KITAZAWA CENTRAL HEIGHTS 501 / KYOKO TSUDA / 9.kyuu / - 光線 - / CommonNoun / Panasony™ / pink pepper / PORT / sakumotto ,Inc. / 白根ゆたんぽ / SIGHT SITE STUDIO / sumie (宮園 夕加) / tanuki Plants / Chapters bookstore / tukifune / 辻尾 一平 / tempo / 東郷 清丸 / nezu / PANAMA / bundle / HARUNA OIKAWA / Hikaru Harada | M&T / P&A ceramic ware / FEEL MY FOOTSTEPS / Fushigi Products SHOP / 藤原印刷株式会社 / 十てつ / muraco / moln / YAGA / 山川 鎌 / HAVE A GOOD DAY / YU KANAI / YUUKI / YŌKI / rn press / RINDA / Lilou&Archie
P&A ceramic ware
白根ゆたんぽ
moln
YŌKI(ヨーキ)
山川鎌 HAVE A GOOD DAY
EW.Pharmacy
■【プログラム紹介】展示
「明日を拓く作品」をテーマに、クリエイターたちが飛躍するきっかけとなった作品(代表作)とストーリー、新しい可能性を拓くための新作を展示していただきます。出展者は以下の通りです。
マーケット・展示 入場チケット(無料):https://featuredprojects2023.peatix.com/view
UESATSU / 大河 紀 / 大島 淳一郎 / カワイ ハルナ / 小林 千秋 / サリーン チェン / 塩内 浩二 / 積彩 / POOL / 深地 宏昌 / 前田 麦 / 丸井 元子 / MULTISTANDARD / 宮下 渉 / 矢野 恵司 / 山口 崇多 / Ruka Kashiwagi
大河 紀
矢野 恵司
カワイハルナ
大島 淳一郎
深地 宏昌
■Featured Projects について
Featured Projectsは、2022年11月に誕生した“よいものづくりは、明日を拓く”をコンセプトに活動するデザインプロジェクトです。
コミュニケーション(編集)・コミュニティ・プロダクションの機能を掛け合わせ、ひとつのプラットフォームとして事業を展開。従来のビジネスを中心とする領域に限らず、広範なデザイン・クリエイティブ領域で活動する新たな才能とのコラボレーション・プロデュースを通し「デザイン」の可能性を拓くムーブメントを生み出していきます。
チケットのお申込みはそれぞれ下記のページよりいただけます。お時間ある方はぜひお立ち寄り、ご来場ください。
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