オウンドメディアのわかりやすさを向上させる「メディアユーザビリティ改善サービス」の提供を開始
背景
昨今、企業のオウンドメディアは情報発信の重要なチャネルとして注目されています。しかし、せっかくオウンドメディアを運用していてある程度のPVがあっても、ユーザーの離脱率が高い、コンバージョンにつながりにくい、といった課題を抱えるケースを多く目にします。
その主な原因はサイトの「見やすさ」や「使いにくさ」、また、そもそもの「情報設計のわかりにくさ」にあります。いくら良い情報を掲載しても、サイトのインターフェースに問題があればユーザーは見てくれませんし、いくらPVがあっても、わかりにくい構造をしていればコンバージョンまでつながりません。
この課題に対し株式会社インクワイアは、オウンドメディアをはじめとするさまざまなウェブサイトのユーザビリティを改善し、ユーザーにとってわかりやすく、読みやすくするための「メディアユーザビリティ改善サービス」を提供いたします。
ユーザビリティの重要性は昔から言われていることではありますが、いまもまだユーザビリティが高いと言えるウェブサイトは多くなく、継続して普及していかなければならない概念でもあります。メディアコンサルティングと同時にデザインコンサルティングを手掛けてきたインクワイアだからこその視点で、メディアデザインにおける課題解決を目指します。
ユーザビリティの重要性
「ユーザビリティ」とは、製品やサービスの使いやすさ、見やすさ、理解のしやすさを包括的に評価する概念です。
企業のデザイン担当者は、メディア制作において最大限のわかりやすさを追求しているかと思いますが、高いユーザビリティを実現するためには、経験則だけでなく、認知心理学や人間工学などの専門的な理論についての知識や、体系的なアプローチが必要になります。
また、事業視点が強いユーザビリティ対応は、ユーザーを事業都合で強引に誘導する「ダークパターン」と呼ばれる設計につながってしまう可能性を孕んでおり、倫理的な問題を引き起こす可能性があります。近年、デジタル製品やサービスにおけるデザイン倫理への関心は世界中で高まっており、ユーザーの自律性と尊厳を尊重する設計が強く求められています。インクワイアでは、俯瞰した目線でコンサルティングを実施し、事業にとっても、ユーザーにとっても良いメディアづくりを支援します。
サービス概要
メディアユーザビリティ改善サービスは、主に以下のステップに沿って実施します。下記の流れは一例です。サービスの状況や体制に合わせて、臨機応変に対応いたします。
現状分析
ユーザビリティの理論に基づいたヒューリスティック分析
各種ガイドラインに基づいたアクセシビリティ観点でのレビュー
ダークパターン観点でのレビュー
ヒアリングを通じたメディア本来の目的の整理
ユーザビリティテストによる問題点の特定
ユーザビリティ改善提案
具体的なユーザビリティ改善案、アクセシビリティ改善案の提案
わかりやすさを軸とした情報設計、ナビゲーション最適化の提案
実装のサポートとデザインレビュー
デザイナーに伴走して具体的な実装をサポート
ハンズオンでの継続支援
デザイン改善後の検証や、継続的なPDCAをサポート
サービスの特長
インクワイアには、これまで長きににわたってユーザビリティ改善のコンサルティングを行ってきた実績があります。その経験をいかし、スピーディーかつ的確に問題点を発見し、事業の状況を踏まえた上で改善案を提案いたします。メディアコンサルティングとデザインコンサルティングの両輪で、ユーザーに読まれ、時代に必要とされるメディアの実装を目指します。
本サービスについてのご相談は、こちらのフォームよりお問い合わせください。
share it on
About
next chapter