インクワイア、「想像力の解放」をコンセプトにした生活道具店「UNLEASH Equipment」をオープン
株式会社インクワイア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:モリ ジュンヤ)は、「想像力を羽ばたかせて、生活を解放する」をテーマに掲げた生活道具店「UNLEASH Equipment」をオープンしました。キュレーションストアとして、生活用品、アウトドア用品、おもちゃなど、さまざまな商品を「解放のための装置」と定義し、取り扱って参ります。
UNLEASH Equipmentとは
UNLEASH Equipmentは、「想像力を羽ばたかせて、生活を解放する」をテーマに、自分たちが実際に見て、触れて、使って、楽しかったものや、うれしかったものを集めて販売するキュレーションストアです。
また、オリジナル商品の企画や開発、商品企画等におけるコンサルティングなどの取り組みについても順次進めていく予定です。
参加ブランド・製品
新進気鋭のブランドから100年企業まで、さまざまな方々からコンセプトに共感をいただき、素晴らしい道具を揃えることができました。どの道具もそれぞれ独自の強い物語を持っており、手に取った方の想像力を解放し、みなさんの暮らしを飾ってくれるはずです。
立ち上げの背景
UNLEASHは、元々「解放」を目指すウェブメディアとしてはじまりました。私たちが日々社会に向き合う中で見つけた、確かで豊かな情報を届けるために。しかし、メディアを運営する中で気づいたことがあります。
いくら技術が進化したとしても、結局それを扱うのは人間。人間がもっと進化しなければならない。考えてみれば当たり前のことですが、あらためて、人間が技術を選び、技術が人間をつくる、そして、その技術と人間の関係性が社会を構築していく。その関係こそが大切だ と気づきました。
アンリ・ベルクソンが「ホモ・ファベル(つくる人間)」と言い、ヨハン・ホイジンガが「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人間)」と言ったように、人間はもっと楽しく、自由に生きることができるはずです。
ひとり一人の持つ創造性を解放して、生きることを遊べるはず。ですが、いま社会には 、そのための道具と情報が不足しています。だから、UNLEASH Equipmentでは、その2つを提供します。
古代から道具を作り続けてきた人間、民藝の歴史、自然とのかかわりあい、 文 化と文 明の 延長線上にある現代で、人それぞれが周りを気にすることなく自分の生活をデザインすること、そうして遊ぶように生活すること。それが私たちの目指す世界です。
UNLEASH Equipment事業責任者より
デザイン業界にデザイン思考やサービスデザイン・UXデザインが普及してしばらく経ちました。
グッズドミナントロジックからサービスドミナントロジックへと言うようにモノからコトへのトランジションが叫ばれる現代ですが、結局のところ、コトはモノがなければ生まれません。たとえば、藤本一勇氏が著書『情報のマテリアリズム』で語ったように、情報空間のウェブサービスの存在のためには物理空間のサーバが必要になります。このように、いくら非物質に焦点をあてたとしても、非物質の背景には必ず物質があります。私たちは人間である限り絶対に物質から離れることができません。
そこで私たちはあらためて、その「モノ」の持つ強さ、求心力、魅力、必要性、つまり、マテリアリズムに焦点をあて、想像力の解放を目指したいと思っています。
古代より、モノを作り、暮らしを工夫し続けてきた人類。自分で選んだモノ、自分で作ったモノ、自分で見つけたモノによって、自分の暮らしのコトをデザインしていく。その想像力こそが自律性(Autonomy)の獲得につながり、個人個人のウェルビーイングに寄与すると考えています。
UNLEASH Equipment 事業責任者 山本文弥
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