「Sustainable Experience Design Lab (SXD Lab) 」の特別研究員としてプログラムに伴走します
インクワイアの取締役である山本円郁(郁也)が、ハーチ株式会社と一般社団法人 Ecological Memesによる「SXD Lab(Sustainable Experience Design Lab)」に特別研究員として伴走することになりました。
Sustainable Experience Design Lab (SXD Lab) は、持続可能かつ再生型の社会の実現のために、市民一人ひとりの暮らしや行動の変容を生み出す、エクスペリエンスデザインの可能性を探るラボです。
- SXD Lab
エクスペリエンスデザイン(UXデザイン)が普及してしばらくが経ちますが、その間に世界は絶えず変化を続けており、エクスペリエンスデザインにも時代に合わせた変化が必要になっています。
時代の変化の中で、2010年代後半には「ビジネスデザイン」や「デザイン経営」といったキーワードが広がり、ビジネスとデザインを掛け合わせることで良いビジネスをつくっていくことの重要性が語られました。ですが、ビジネスとデザインの接続からは「ダークパターン」のような新たな社会問題が発生しており、デザイナーに別の視点での思考が求められていることは明らかです。
この度立ち上がるSXD Labでは以下のテーマとして掲げており、長くエクスペリエンスデザインの業界に関わってきたインクワイアとしてもこの視点に強く共感しています。
サステナビリティの実現に向けた暮らしや生活者視点からの探索
行動や意識の変容を促す体験デザインへの着眼と拡張
従来の価値観・世界観に捉われない領域横断型での探索
いまデザイナーには、自然、文化、倫理、サステナブル、テクノロジー、その他、さまざまな視点や角度から物事を見つめ、社会に向き合う態度が必要です。
SXD Labへの協力を通じて、エクスペリエンスデザインの新たな可能性の発見や、次代のより良い社会に貢献していけたらと考えています。
興味関心を持たれた方は、ぜひ公式ウェブサイトをご覧ください。
SXD Lab(公式ウェブサイト):https://sxdl.jp/
SXD Lab 説明会(プレトークセッション):https://sxdl-pretalk-20250102.peatix.com/
※プレトークセッションの初回に山本が登壇します。(山本が登壇するトークセッションの概要は以下の通り)
#1 自然とつながることからはじまるデザインー畏怖畏敬、信仰と経済、存在変容ー / 1月28日 ・ゲスト:曽 緋蘭(株式会社ROOTS 共同代表)、山本 円郁(花人/行者・山伏/情報アーキテクト)、藤代 健介(合同会社Healing Connections代表社員) ・セッションキーワード:Nature Centered Design/聖俗の往復/畏怖畏敬とデザイン/変容の装置としての里山/ハートサイエンスとフィールドデザイン
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