インクワイア、“しなやかな社会をつくる”ための知がめぐるコミュニティ『UNLEASH』を正式リリース
「書く」を学び合うコミュニティ『sentence』の運営、メディアプロデュースやコンテンツデザインなどを手がける株式会社インクワイア(東京都目黒区 代表取締役:モリジュンヤ 以下インクワイア)は、2018年12月3日、β版として運営してきた自社メディア『UNLEASH(アンリーシュ)』のCIとサイトデザインを刷新し、正式にリリースしました。
『UNLEASH』は、様々なメディアのプロデュースを手がけてきたインクワイアの自社メディアとして2017年2月から小さくスタート。β版として試行錯誤を重ねてきました。
デザインの刷新に合わせ、メディアを中心としながらイベントの開催やコミュニティ運営などを通じて、発信にとどまらず社会実装までを見据えたプロジェクトとして再始動いたします。
URL:https://unleashmag.com Twitter:http://twitter.com/unleashmag/ Instagram:http://instagram.com/unleashmag/ Facebook:http://www.facebook.com/unleashmag/
「UNLEASH」が掲げる3つの哲学
本メディアが改めて掲げるミッションは「しなやかな社会をつくる」。このミッションを達成するために、3つの哲学を掲げ、活動を行っていきます。
人を自由にする、リベラルアーツのような情報発信を
現代の社会は自由に見えます。しかし、実際には多くの人たちが生きづらさや不自由さを抱えています。私たちは、人が本来持つ可能性を解放することで人を自由にし、答えがない問題にも対処できるように情報を届けていきます。
UNLEASHは特定の領域に閉じて可能性を狭めることのないよう、領域を横断して情報を発信していきます。世界中のビジネスやテクノロジー、デザイン、カルチャー、ソーシャルセクターなど、人々をエンパワメントし、インスピレーションを与えるような事象をキュレーションし、伝えていきます。
社会事象の意味や文脈、構造を紐解く
社会は複雑化し、分断が問題視されているにも関わらず、メディアが発する情報は文脈を届けることなく、分断を助長するような発信も目立ちます。 私たちがどうして今の状態にいたったのか、事象や課題の構造はどうなっているのか、よりよい状態にするためにはどうしたらいいのか、といったことは発信されていません。 私たちは、事象の背景にある構造や文脈を伝え、よりよい社会をつくるためのヒントを届けていきます。
読者や取材先との新たな関係を構築する
私たちは、従来のメディアが持つ「届け手」と「受け手」という枠にとらわれず、編集部と読者の間にフラットな関係を築きます。 社会の変化が激しく、高度に専門化が進むなかで、届け手がすべてを知ることは不可能です。そのため、多様な読者との対話を通じて情報やアイデアを得て、発信内容をブラッシュアップしていきます。 豊富な経験や知識を持つ取材先とも関係を構築することで、まだ社会に流通していない知識を発信します。読者や取材先と共に社会を探求し、答えのない時代を生きる上で必要な知を届けていきます。
UNLEASHのクリエイティブについて
今回のリニューアルでは、CIをSuper Crowds、サイトをGarden Eightにデザインいただきました。今回のデザインに関して、それぞれ以下のようにコメントをいただいています。 ・Super Crowdsの田中研一さん
「幅広い分野を横断し、様々な情報がリソースライブラリとしてストックされる『UNLEASH』。人や技術が持つ新しい可能性、まだ見ぬ世界・行動へとつながる発見がそこにはあります。 『UNLEASH』というメディアを通し、知識・学びを得る事で、読み手には一体どういった変化が起こりうるのか。人とメディアとの関係性を強く意識しながらデザインを進めました。 今回のロゴデザインでは、知識・学びを得る媒体の象徴である「本」と、新しい世界への広がり・つながりを象徴する「扉」、この2つの要素を「UNLEASH」を表す「U」の文字で掛け合わせる事で、一連の関係性をひとつのシンボルマークだけでシンプルに表現しています。 「UNLEASH」は知識を得る本でもあり、世界を広げる扉でもある。このロゴは、そんなポジティブで能動的なメッセージのシンボル化を目指して完成しました」
・Garden Eightの大工原実里さんからのコメント
「幅広い分野を横断したリソースライブラリであるUNLEASHの特性を際立たせるため、土台はプレーンにまとめました。一方で、キーカラーを鮮やかに配することでシンプルさの中にも可能性や先進性を感じていただくことを考え、今回のデザインといたしました。 また、ひとつひとつの記事を大切に生み出している編集部の皆様の意気込みを感じていただけるよう、一覧ページでは記事への導線を大きめに掲載。内容をじっくりと集中して読み込んでいただけるよう、記事ページは1カラムのレイアウトを採用しました。スムーズなページ遷移のなかで、知識や学びの香りを快適に楽しんでいただければ嬉しく思います」
今後の「UNLEASH」について
UNLEASHは、ミッションを達成するためにメディアの成長に注力します。同時に、メディアを持続させるために、会員制度の実装や記事広告、メディアを活用した事業支援など、ビジネスモデルの構築に挑戦していきます。一人ひとりが創造性を開放して自由に生きられる状態をつくることで、社会をより多様性にあふれた場所にし、世界をより良い状態で次世代に引き継いでいくことを目指して。
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